潜在意識とアクセスするゴールデンステージ
メルマガ「何となく体調不良のまま人生送るんですか?」Vol.10(2002.6.7 配信)から抜粋
2006.6.15upload
お久しぶりです・・・

どうですか、前回お話しした「1日2リットルの水分補給」を実践されましたか?
どうしても溜まってしまう体内の毒素は、水できれいに洗い流しましょう。自己治癒が働くためには、水という道具が必要なわけです。実践された方から喜びの声をいただいています。体調不良を感じながらもまだ実践していない方は、心に決めて試してみることをお薦めします。

さて、今回は自己治癒力そのものを引き出すための方法をアドバイスしたいと思います。簡単です・・・、ちょっと意識するだけで効果が期待できます。

実践する時と場所は、入眠直前の布団の中です。時間は15分程度で良いでしょう。自律神経の優勢が交感神経から副交感神経に切り替わるこの時間帯をうまく利用すると、翌日のリフレッシュ感が全然違ってきます。そもそもこのメソッドは、自己実現・目標達成を目的としたメンタルトレーニングの準備段階で行う自律訓練法の一部なのですが、実践者の多くが体調改善を報告してくれますので、ご紹介したいと思います。

まず、布団に入り1分ほど安静にします。この間、腕の位置や枕の高さが気になったらその都度調整して、ベストポジションに落ち着きます。次に、ゆっくりと大きく深呼吸を数回繰り返しながら、息を吐くときに「ますますリラックスしてくる」とイメージします。その後、普通のゆっくりとした腹式呼吸に戻し、足先(靴を履いたときに隠れる部分)が「ぽかぽかと暖かーい」というイメージを持ちます。これで終わりです。そのまま入眠してください。

布団に入ったらバタンキューの人も、このトレーニングを15分間するように心がけると良いでしょう。逆に、うまく眠りにつきにくいという人は、このトレーニングをするとスムーズな入眠が可能となります。

やり方をまとめますね。
 1.布団に入ったらベスト体位を探して落ち着く。
 2.深呼吸をしながら、吐くときに「ますますリラックスしてくる」とイメージする。
 3.腹式呼吸しながら、足先が「ぽかぽかと暖かーい」とイメージする。

「ぽかぽかと暖かーい」というイメージをすると“体表温度”が数度上昇して、いわゆる“体温”に近づきます。冷え症で眠りにつきにくい人は、このトレーニングが非常に効果的なのですが、夏場は“温感”トレーニングをするのが不快だという方もいらっしゃいます。このような方は“重感”のトレーニングに切り替えると良いでしょう。脚と腕全体の力が抜けて、重力に引っ張られるように脚と腕が敷き布団に吸い込まれていくイメージです。

就寝中に副交感神経が働いて体調を整えてくれるのですが、上のことをほんのちょっと実践するだけで、自己治癒の働きは大きく違ってくるのです。メンタルトレーニングの効果も上がるこの時間と場所を、私は「ゴールデンステージ」と呼んでいます。有効に活用しましょう。







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