ペインコントロールの実現
2005.9.22 upload

一念想トレーニングを積むと、注意を向ける方向を自在にコントロールすることができるようになります。そうすると、本文で紹介したヨーガの達人のように、ペイン(pain:痛み、苦しみ、悲しみ、うんざり)をコントロールする能力が開発されます。

例えば、歯科治療を受けるときにも役立ちます。ペインコントロールができるようになると、心に余裕が生まれて、不要なストレスが解消されます。ペインコントロールは、負の対象を切っ掛けに心がふさぎ込んでいくスパイラルを、断ち切る道具になるのです。

私は、長距離走のラストスパートでこれを実践していました。ラストスパートに切り替えるときに、身体を意識から離して、まるでロボットのように勝手に高速回転させるのです。意識はそれに乗っているだけで、身体の苦しみは感じません。

ペインコントロールは、適切に使うと非常に有益です。

和田知浩。ラストスパート前
中学三年生のとき、駅伝大会にてアンカーを担当。
この数分後に、例のラストスパートを実践した。



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