Q |
独自に開発したアプリケーションソフトに、API(Application Programming Interface)を通じて測定データを取り込むことはできますか? 2010.11.30 |
A |
いいえ、できません。ヘルシーはAPIに対応していません。 |
Q |
トレーニングするときは、ヘルシーの他に何かリラクセーションを誘導するものを使うのですか? 2007.2.15 |
A |
いいえ、必要ありません。画面の「リラックス曲線」と「リラックスレベル(ハートマーク)」あるいは、リラックスレベルが深まるに連れて信号音が変化する「フィードバック音」を頼りに自己統制能力を養います。これをフィードバックトレーニングと言います。なお、落ち着ける音楽や自律訓練法などのCDを再生しながらのトレーニングも効果的で、相乗効果が期待できます。 |
Q |
Windows Vistaでも使用できますか? 2007.2.15 追加2011.11.29 |
A |
はい、大丈夫です。Windows 98SE、Me、2000、XP、Vista、7でご利用いただけます。マウス型電極(センサー)は、USBコネクタに接続します。また、32、64ビットに対応しています。 |
Q |
ヘルシーで表示される「リラックスレベル」は、実際の生体情報の数値とどう対応しているのか教えてください。 2006.8.8 |
A |
ヘルシーは、皮膚表面の微少電位を計測して被験者の精神状態を捉えようとするものです。ただし、微少電位に対する雑電位の割合が非常に大きいため、皮膚電位の絶対値を単純に計測してもあまり意味がありません。
ヘルシーは、刻々と変化する皮膚電位の差分に注目し、その変化の仕方から、生体情報として意味のある変化と雑電位を区別しようとしています。
生体情報と雑電位を区別するための判定方法および生体情報の評価方法はブラックボックス化されており、メーカーの機密事項です。
そのような理由で、このご質問に対して明快な解答が差し上げられません。大変恐縮ですが、何とぞご了解いただけますようお願い致します。 |
Q |
研究開発のために、車の運転中のGSR反応を計測したいのですが、手のひらもしくは足の裏に電極を付けての計測は可能でしょうか? 2006.4.13 |
A |
電極がマウスタイプのため、運転動作に制約が生じます。また、運転中は緊張状態のため、リラックス曲線がなかなか変化しません。運転中でもリラックス曲線が変化するためには、被験者(ドライバー)がある程度のトレーニングを事前に実施する必要があります。 |
Q |
パソコンに保存されたデータを用いて、数値解析などを行うことは可能ですか? 2007.2.8改変 2006.4.13 |
A |
残念ながら、数値解析を行うことはできません。パソコンに保存されたデータで表示できるのは、リラックスの進捗を示す「リラックス曲線」と、リラックス到達点に要した時間を示す「棒グラフ」の再生のみです。なお、測定データはテキスト形式で保存されていますので、リラックス評価値等が保存されているファイルを開くことは可能です。必要な場合はお問い合せください。ただし、ヘルシーの仕様を超えた方法のため、この作業に対するメーカー保証及びサポートはありません。予めご了承ください。 |
Q |
本当に「うそ発見器」なんてあるんですか? 2005.12.29 |
A |
人は、心が動揺すると顔色が変わったり、心拍数や体表面温度の変化といった生体(生理)的反応が起こります。これは、どんなにポーカーフェースを装っても抑えることのできない反応です。「ヘルシー」が採用しているGSRもその中の一つで、情動により変化する指先の電気的反射を計測します。
「うその発見」をもっと正確に言い表すならば、「心の動揺の発見」ということです。すなわち、うそをついても心の動揺が伴わなければ「ヘルシー」は変化を示しません。逆に、正直に発した言葉でも心の動揺が伴えば「ヘルシー」は変化を示します。
「うそ発見器」としての成果を発揮させるためには、被験者のテンション(ばれたくないという緊張や不安)を高める環境設定が重要になります。 |
Q |
生体反応をコントロールするトレーニングが、なぜ心のコントロールにつながるのですか? 2005.12.29 |
A |
緊張しているときに心拍が高まったり、指先が冷たくなったりする症状は誰でも経験します。この「精神状態」と「生体症状」は、「鶏と卵の関係」によく似ています。すなわち、心が緊張したから生体症状が発生する場合もあれば、生体症状が心の緊張を引き起こす場合もあるのです。そして、「精神状態」と「生体症状」は互いに影響しあいながら、ますますそう(例えば、緊張状態に)なるのです。
自身の生体症状をコントロールできるようになると、緊張のスパイラルから抜け出すことができるのです。
2006.1.8追加
例えば、絶叫マシーンに乗ってドキドキしているとき、近くにいる異性を魅力的に感じてしまう錯覚が生じる場合があります。これは、「恐怖のドキドキ感」を「恋愛のドキドキ感」と勘違いして無意識が受け止めたからです。人は、自身の生体症状に対して意味づけをします。本番で緊張してしまって能力が発揮できない人は、誰にでも生じる本来正常なドキドキ感を否定的に捉えてしまいます。そして、それを抑えようとするがあまり、ますます緊張してしまいます。これを「努力反転の法則」といいます。このように、本番で能力を発揮できない人は二段階で失敗しているのです。1段目は「正常な生体症状を否定的に捉えてしまう」こと、2段目は「生体症状をコントロールできない」ことです。 |