こんにちは。 一念想のトレーニングは深まっていますか?
今号は、号外です。
この度、書籍「Magic of NLP」〜解明されたNLPの魔法〜 がメディアート出版から発売されました。NLP(神経言語プログラミング)クラシックの名著をセルシネの成功マガジン「これが本物のNLPだ!」の著者、北岡泰典先生が翻訳されたものです。
そもそも私は、NLPに対して非常に懐疑的で、ややもすると反感さえ抱いてしまうこともしばしばありました。能力開発・生涯学習の業界に身を置いている私の周りには、10年ほど前から、自称“NLPの専門家”が増え始めました。その人達の言動が、私のNLPに対する偏見を少なからず増長していたようです。北岡先生がよくおっしゃるのですが、「可能な限り源流に遡って研究すること」の大切さを改めて感じています。
北岡先生に初めてお会いしたのは、昨年の9月18日、あるパーティーに出席したときですから、7カ月の月日が経過しました。この間、私のNLPに対する思い込みは、劇的に変化してきています。NLPに関して、北岡先生ほどの蘊蓄の深さを感じさせてくれる人を他に知りません(実は、その他の分野にも非常に造詣が深いのです)。この7カ月間、NLPに関する私の執拗な質問に、一つひとつ噛み砕いて答えていただきました。
一つの例をご紹介しますと、NLPには、本人が“脳”を今どの様に働かせているかを、第三者が見極めることができる「眼球アクセスパターン」というノウハウがあるのですが、私はこの主張にとても懐疑的でした。大半の人間が共通に持っている癖(例えば、トラックを走るときは、左回りがスムーズである)と、NLPが主張する「眼球アクセスパターン」が全く逆だからです。この疑問に対して、北岡先生は数秒の思索の後、NLPの「タイムライン」というノウハウと「眼球アクセスパターン」を絡めた説明で、私を納得させてくださいました。(詳細は割愛させていただきます)
一事が万事。全てがこんな調子で、私のNLPに対する偏見の鱗は、みるみる落とされていきました。今にして思えば、少々の疑問があっても“NLPを活用してみようとする柔軟さと好奇心”が私にあれば、NLPの入り口でこんなにも長く止まっている必要は無かったはずです。
NLPに対して、10年間もの長い間抱いていた私の偏見と反感は、日本でNLPを紹介する人達が、NLPを真に体得する前にその諸前提や効果を主張するために、言う本人とNLPの主張との間に生じるギャップがかいま見えてしまい、胡散臭さとして私に伝わっていたのかもしれません。
かつての私がそうであったように、あなたも同じような理由でNLPに対する敬遠心のために、この素晴らしい人間開発ツールの存在を知りながらも使わないでいるとしたら、それは非常にもったいない話です。
是非とも、本物のNLPに触れてみてください。
試行錯誤で瞑想する人達にも、NLPは大きな気づきと瞑想法を提供してくれます。
そして、本当の自己実現は、これらのノウハウを無にしたところにあります。先ずは、一念想に励むべし。 |