目標設定するその前に |
必ずしも「明確な目標がなければ幸せな人生が送れない」ということはありません。目標設定を焦って、あるいは目標設定したためにアパシー・シンドローム(無気力、無感動症候群)に陥る人が何と多いことでしょう。目標設定の前に大切なこと、それは自己像の確立です。私たちは、意識しているしていないに拘わらず、自分が抱いている自己像で人生を作っています。無意識の自己像からずれた目標設定をしてしまうと、無気力で辛い人生になってしまいます。どんな自分でいたいのかという自己像がはっきり見えてくると、どんな人生を歩みたいのかという目標が自然に浮かんできます。自己像と目標のベクトルが一致したとき、忘れていた「やる気」「情熱」「集中力」がよみがえります。チャレンジと喜びに溢れた人生! 自己像の確立から目標達成の効果的戦略までを分かりやすくサポートします。 |
|
「目標設定」のウソ・ホント |
セッションに来て下さるクライアントに必ず訊くことがあります。それは、「セッションを受ける目的」です。当然、これを訊かなければ始まりません。その目的の解決若しくは達成を目指してセッションがスタートします。クライアントには、目的を表明する責任があります。人生も「目的」が無ければ始まりません。・・・のはずが始まっちゃっています。さーて、どうするか。そんな人に対して、「人生成功するためには、『目標設定』が必要です」とアドバイスしたところで、それこそ何も始まらないし、何も変わりません。このアドバイスが功を奏すのは、1割にもなりません。人生成功という大局的な視点に立ったとき、「目標設定」というポイントは、スタート地点から随分後ろの方にあります。それなのに、「あなたの人生目的は?」と訊いてしまうと、話しはそこで終わってしまう場合が殆どです。「人生目的が分かったら、また来てください」と。しかし、アドバイザーの中には、もっと根本の部分まで掘り下げて質問を投げ掛けてくれる人達がいます。「目標設定」、その前のアドバイスが的確にできる人が少ない。「コルパー養成」では、この部分にもしっかりと確かな光を当てています。 |
|