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弊社代表和田知浩が、折に触れて気ままに「人生成功」に関するメッセージを投稿しています。


vol.357 Aぇ! groupの佐野晶哉君がパワースポット押戸石巨石群でスプーン曲げをしたときの脳波を測定。TBSの特番「口を揃えたフシギな話」の裏話とゾーンについて。 2025.11.15
 
先月24日、熊本県の阿蘇でとても興味深い脳波測定をした。テレビ番組のロケでだ。
その模様が今月10日にTBSの特番「口を揃えたフシギな話」で放送された。コーナーのタイトルは「誰でもスプーンが曲がる!? 噂のパワースポットをAぇ! group 佐野晶哉が検証」である。
この番組を見逃し配信サイトで(期間限定だが)視聴できるので最後に案内する。
“誰でもスプーンを曲げることができる場所がある”、ADから初めて電話を貰ったときの私の胸の内は、恐らく今のあなたと同じだ。
零磁場がパワースポットとして話題になっている場所は幾つかある。
16年前、テレビ東京の番組からオファーを頂き、零磁場として有名な長野県の分杭峠で狩野英孝さんの脳波を測定した。
分杭峠に行くと病気が治ったり益々健康になるという噂を検証することが目的だった。
当時の様子は本ブログ「vol.169 『パワースポットでの脳波測定。』 2009.9.26」で紹介した。
今回のロケ地である阿蘇(熊本県)と分杭峠(長野県)は、日本一長い断層帯(構造線)で結ばれたパワースポットなのだ。
ロケ当日は始発の電車で羽田へ向かい、飛行機で熊本へ飛んだ。飛行機に乗るのは当たり前じゃないかと思うかもしれないが、精密な測定機材を預けるためには厳重な梱包が必要で大きくなるから移動が不便になる。
だから、福岡への出張も新幹線を利用したことが何度もある。
羽田空港52番搭乗口へ向かいながら、のんびり写真を撮った。ソラシドエアなる航空会社を利用するのは初めてだ。この後、2つの大ピンチが訪れることをこの時はまだ知る由もない。

52番搭乗口の前便(長崎行き)が出発したので、さー搭乗だと思っていると、搭乗口の電光掲示板に“熊本行き”が表示されない。出発時刻の10分前のことだ。
グランドスタッフに確認すると、「この便は○百○十○番搭乗口に変更しています。百メートルほど戻って、右手エスカレータで降りたところです」と。(3桁の数字なんて今は覚えていない)
昨夜オンラインチェックインをしたときに、出発時刻の10分前には搭乗口へ来るようにと記載されていたのに。
無理じゃーん、それも初めてのエリアで百メートル戻って1階へ降りて何百何十何番を探せと言うのか…
心の中でブツブツ言いながら、機材でパンパンの重たいリュックを背負って小走りで向かっていると、さっきの女性グランドスタッフが無線で会話しながら私に追いついて来た。
「ご案内します」と言って私を先導してくれた。
これで一安心だ。ロケに穴を空けて大迷惑を掛けることは免れそうだ。しかし、冷たい乗客の視線を浴びながら機内を歩く覚悟はした。
地上の何百何十何番搭乗口から飛行機までの(作業用と思われる)マイクロバスには、運転手とグランドスタッフ、そして乗客のキャリングケースが3つ、そして私である。
マイクロバスを降りて飛行機に搭乗するスロープを上がると乗客の小集団に追いついた。私ほどでは無いが、遅れた人達がいたようだ。もしかすると結局搭乗できなかった人もいるかもしれないが…。やれやれ、私独りだけが冷たい視線を浴びる心配もなくなった。
今にして思えば、前夜にオンラインチェックインした際に、「変更等のお知らせを受信するメルアドの入力欄」があったがスキップした。そして、52番搭乗口でのんびりしているときに何かの変更を知らせるアナウンスが流れていたが意に介さなかった。恐らく熊本便の変更を知らせていたのだろう。
もう一つの大ピンチが襲ってきたのは、阿蘇くまもと空港をバックにしたロケが始まった直後だ。パワースポットでの測定と比較するためのデータ取得が目的である。
測定セット(脳波測定器やノートPC、ケーブル類)は必ず予備のセットを持参する。大概は故障しないから、せっかくある予備セットも利用して脳の2点(左と右)を測定することがある。
多くの場合、おでこの左(10-20法で言うところのFp1部位)と右(Fp2)は同じような脳波が出るが、希に左右差が現れることがある。このとき、刺激と脳機能を評価する上でとても重要な真実が隠れている。
測定準備をしていると、一方の外付けバッテリーが数分で完放電して脳波測定器が動かなくなった。
何でだ! 佐野晶哉君をはじめ他の出演者、そして撮影クルーが大勢いる前でなんてこった…
実は、弊社備品のバッテリー4個がいずれもへたってきていて、最近はだましだまし使っていた。バッテリーを使う理由はノイズ対策だ。AC電源からのノイズを切り離すためにバッテリーを使う。もしもバッテリーが切れたら、(少々のノイズには目をつむって)AC電源を使えばいい。
しかし、今回のロケは阿蘇の大自然の中なのでそうはいかない。
だから事前にバッテリーを新調した。充放電テストをするとやっぱり良い。2時間の満充電で10時間放電する。
16年前の分杭峠でのロケでは番組が用意した発電機を利用したのだがとても大きなエンジン音だったのを思い出す。技術の進歩は有り難い。
どうせなら予備セット用も新調しようと更に1個を追加で仕入れた。
どうやらここで私はミスを犯した。先に新調したバッテリーは出張前日に改めて満充電しようと思い、完放電状態のまま数日置いていた。それを充電せずロケ地に持参したのだ。たぶん…
実は、ロケ前日の夕方になっても飛行機チケットの案内が無いから、「ロケは中止かな?」と気を緩めてしまっていた。成功ノウハウの一つであるaskを私が怠ったことが致命的だった。
結局、今回は予備セットでの脳波測定を諦め、脳波は左脳(Fp1)のみを測定することにした。
結果的にはこれが良かった。否、良かったんだと思いたい。否々、良かったことにするために頑張った。
片側だけの測定ならカチューシャ型のセンサーを使えるから見た目も良い。佐野君に脳波センサーを装着した姿はカッコ良かった。
前日のディレクターからの電話では、今回の私の参加態度?は実験を興味津々に楽しんで欲しい、という意味のことを言われていた。
「それは任してください。いつものことですから」と答えた。このブログを読んだりセミナーに参加した諸氏ならば、私のそういう実験態度は想像できるだろう。
ただ、ディレクターからのこの言葉は本当に有り難いことなのだ。企業や大学から呼ばれて脳波測定をする場合は、自分の存在をなるべく消すようにする。自分が美容師の様な気持ちと立ち振る舞いになっていることに気づくこともある。優しく、優しく…と。
テレビ番組のロケでも、私が一言発すると「和田さんは喋らないでください」とディレクターから注意されることもあるのだ。
空港での測定を無事終え、パワースポットである押戸石へ向かった。阿蘇は、中学時代の修学旅行以来だから47年振りぐらいだ。緑のなだらかな丘がつらなる風景は記憶そのままだったが、残念ながら写真に撮る機を逃してしまった。
この写真は、押戸石巨石群がある丘に到着してから撮ったものだ。

この丘で佐野君がNPO法人「押戸石の丘」理事長から押戸石やスプーン曲げに関する話を聞いた後、いよいよスプーン曲げに挑戦した。
その結果を検証するために、物理学がご専門の東京科学大学の山崎詩郎助教が、スプーンの硬度に変化が生じているか測定された。
その結果は、硬度の差は誤差の範囲内とのことだった。
次ぎに、リハビリテーションセンター熊本回生会病院の枝崎圭祐理学療法士と熊本駅前看護リハビリテーション学院の山本英夫先生によって、佐野君がスプーンを曲げる際の力の入り具合を筋電計で計測された。
その結果は、空港に比べて押戸石で曲げたときが前腕に約2倍の力を入れている(筋電位が生じている)ことが分かった。
スプーンが曲がったのはなぜか? マジックか? やらせか? 無意識か?
最近よく、“脳腸相関”という言葉が使われる。脳と腸の働きは互いに影響し合っているという意味だが、当然“脳筋相関”もある。
すなわち、筋肉の緊張と弛緩や身体の姿勢は気分や思考に影響し、逆に脳の状態は筋肉の緊張弛緩や姿勢に無意識のうちに影響しているということだ。
これは、脳波(定常波)の特徴を示したものである。

いつものようにA4サイズの資料集に入れてロケに持参するつもりだった。前日の電話でディレクターにその旨を伝えると、「大きく印刷しますからデータをADに送ってください。できる準備は全部やっておきたいから」と。
このシーンの直前にADが「これあります」と、さっと渡してくれた。

脳波の初心者に対して定常波の特徴を分かりやすく伝えるために、このようなオノマトペで表現したセルシネオリジナルの資料だ。擬態語が豊富な日本ならではであり、脳波研究を38年間続けてきた成果の一つでもある。
さて、脳波測定の結果は…。佐野君がスプーンを曲げた直前、見事ゾーンに入ったことを示す脳波が現れた。以下に述べる気律脳波検定の基準で厳密に言うと準ゾーンだ。
ゾーンに入ったとき、脳波は12Hz〜14Hzの定常波が40?を超える。この基準はとても厳しいが、セルシネが気律脳波の達人として認定する一つの指標だ。
気律脳波検定「ザ・マスター」に興味がある人は是非挑戦してみて欲しい。達成できれば大きな自信と信頼を得られるし、ビジネスでもユニークな訴求力を実現できるだろう。

ここで、ゾーンに関する脳波について少し補足しておきたい。
ゾーンに入ったときの脳波は先ほど述べたとおり、12Hz〜14Hzの定常波が40?以上出る。この周波帯域にはβ波も少し含まれる。
元来脳波の帯域名称(α波やβ波など)は大雑把に決められてきた歴史がある。研究が進むにつれて、その区分けでは噛み合わない事態も生じているのだ。
そして、この厳しいゾーン認定基準に脳波が達していなくても、それなりの素晴らしい能力は発揮される。これが“準ゾーン”だ。
これまで私は、その様な状態をプチゾーンと呼んできた。今回のテレビ番組のロケを経験したことで、よりふさわしい呼び名を考えた。
すなわち、12Hz〜14Hzの定常波が40?未満であっても強めに出ている場合をプチゾーンと呼び、強い定常波が12Hz〜14Hzの帯域から少しだけ外れている場合をパラゾーンと呼ぶことにした。
番組に提出したレポートの中でこのグラフは採用されなかったが、空港と押戸石でスプーン曲げにトライしているときの佐野君のゾーン帯域平均電位比較をここに紹介しておこう。

佐野君がゾーンに入った瞬間にスプーンを曲げたのには私も驚いたが、この平均値で見ても空港と押戸石ではゾーン度が明らかに違っている。
いずれにしても、能力開発に取り組む視聴者には大きなヒントとなっただろう。
一つ気掛かりがある。ゾーン帯域の特徴を“はっする”や“がんがん”のオノマトペで表現していることだ。
比較的低いボルテージならこれで良いが、ゾーン認定基準を満たす程のボルテージが出た場合はニュアンスが違ってくる。まるで将棋の駒が飛車から竜王へ、角行が竜馬に成るように意識とパフォーマンスは臨界点を超えたような特異状態となる。これを表現したい。
明鏡止水や聡明感、冷静沈着、能力発揮、ピークパフォーマンス等をイメージでき、雑念が消えてシーンとした意識集中状態だ。例えば、“てきぱき”とかだが、もっとふさわしいオノマトペを見つけたい。

番組で紹介された実験を私が全てコントロールしていた訳では無いから確定的なことは言えないが、佐野君が懐疑心や迷いの中でも“真摯に挑戦した”ことだけは確かであると測定脳波が私に言ってくる。
ゾーンとは変性意識状態の一つであり、自己催眠によって入る(成る)こともできるのである。
上に述べたゾーンモードの脳波帯域は、睡眠が浅い状態から深い状態に変わる頃にも増強することがある。この脳波を睡眠紡錘波(Sleep Spindle)と呼ぶ。
このモードでは、睡眠を邪魔する刺激があってもそれを抑制して睡眠を維持する機能が働く。まるでピークパフォーマンスを発揮しているときに雑念や雑音が気にならない境地に似ている。
睡眠紡錘波やピークパフォーマンスについてはこれまでに何度も紹介しているのでアーカイブを探検頂きたい。
番組のコーナーを締めるにあたって佐野君が次のように発言した。
「なんで阿蘇山のここ、パワースポットの前だと僕がゾーンに入れたかっていうのは謎のままなので、阿蘇山の謎は引き続き調査していきたいと思います」
16年前に分杭峠で脳波測定をして以来、私はこの問いに一つの仮説を立てている。キーワードは、巨視的/微視的両面に働く“振動”である。
振動が雑念を静め、凪のような意識表面に一つだけの意識サイクル(一念想)が立ってくる。
全ての撮影を終えた頃には、すっかり日も傾いていた。

この番組を以下の見逃し配信サイトで視聴できる。
■TVer・TBS FREE (放送日から2週間)
■有料見逃し配信U-NEXT (放送日から1年間)
予定調和では決して生まれない、ライブ感ある実験の様子を楽しんで貰えると思う。
いつものように、番組から13枚の画像をピックアップして「テレビ番組協力実績紹介」ページに掲載した。
感謝!
セルシネ・エイム研究所 和田知浩
vol.356 アファーメーションが旨くいかない人の誤解。“暗示”と“宣言”について。 2025.10.16
 
包丁は、よく研がれているほど怪我するリスクは小さく、料理も効率よくできる。しかし、一方で他人や自分を殺傷する能力も高まる。まさに諸刃の剣だ。
アファーメーションは効果的な自己統御法だが、切れ味の良い包丁と同じく諸刃の剣と言える。すなわち、使い方によって人生を良くもするし悪くもする。
アファーメーション(affirmation)とは、断言/確約/肯定などというのが辞書的な意味であり、自己統御法で言うところの“成功体験という実感の先取り”である。
成功を先取りした自己像(セルフイメージ)が、現実の成功を引き込む。
潜在意識が、顕在意識とは比べものにならないほどの“自身を動かす大きな力”と“潜在意識にある莫大な情報”を駆使して成功を実現する。
よくアファーメーションは自己暗示の一つと解される。普通はそれで正解である。しかし、実際には何の効果も現れないか、或いは逆に嬉しくない意味での波瀾万丈を巻き起こすことも多い。
アファーメーションを実践してもなかなか成果が出ないクライアントと話すと、幾つかの旨くいかないパターンが浮かび上がる。本稿では、その中から2点を紹介したいと思う。
9月27日、私は次のようなつぶやきを投稿した。
「アファーメーションの技法には一般理論と特殊理論があります。アインシュタインの相対性理論みたいでしょ。一般アファーメーション理論と特殊アファーメーション理論を時と場合によってうまく使えるようになるといいね!」
この特殊アファーメーションがくせ者なのだ。
アファーメーションの文脈で自己暗示をいうとき、それは特殊アファーメーションに属する。特殊なのだから、いつでも使って良いわけではない。リミッターを外して火事場の馬鹿力を発揮したい短期的、瞬間的な行動が必要な場合に限るべきものだ。
その点、一般アファーメーションは普遍的であり自己成長の本筋である。
一般アファーメーションについては、拙著「宣言 アファーメーション・バイブル 〜言霊の生かし方〜」に書いたので参考にして欲しい。
アファーメーションのスクリプトを作成及び実践する際の八つの公式(要点)も紹介している。
一方、八つの公式から外れるものを特殊アファーメーションと呼ぶ。
例えば、「できる、できる、お前(自分)ならできる…」と言い聞かせて、心底その気にさせていく。顕在意識による潜在意識のコントロールだ。まるで、蟻が象を動かすが如く。
この特殊アファーメーション(自己暗示)が旨くいくと確かに大きな成果を得る。しかし、無理を内包するから、その結果(成果)は長続きしにくい。
この潜在意識の揺り戻し現象によって、まるで催眠術が解けたかのように元の木阿弥となる。あるいは、社会に生じたハレーションがいずれしっぺ返しをしてくる。
一般アファーメーションと特殊アファーメーションでは、その代償が全く異なる。
特殊アファーメーションの自己暗示やその代償と一線を画すために、私は一般アファーメーションのことを自己明示と呼んでいる。
自己暗示が顕在意識から潜在意識への一方的な思い込ませ法であるのに対し、自己明示は顕在意識と潜在意識の対話であるから両者の理解が深まりつつ自己成長する。
対話の中でエコロジーチェック(自身の内側や環境との作用を確認)やエシカルチェック(倫理や道徳の視点で確認)をしながらアファーメーションをブラッシュアップするのだ。
自己暗示(特殊アファーメーション)が後先見ずに無謀で無鉄砲、闇雲となりやすいのに対し、自己明示(一般アファーメーション)は自己成長及び環境との調和を実現しながら成功する。
アファーメーションは三つのフェーズで展開する。この図「アファーメーションの自己統御循環」のとおりである。

第1フェーズが深層自己説得の照射、第2フェーズが深層自己納得の形成、そして第3フェーズが深層自己宣言の発現である。
一般アファーメーション(自己明示)は顕在意識と潜在意識(無意識)の対話によって自己成長する。しかし、特殊アファーメーション(自己暗示)では両者の対話がないから歪(いびつ)な納得、歪な宣言になってしまいがちなのだ。
次に、アファーメーションが旨くいかないもう一つの例、「宣言」の誤解を説明しよう。
先に紹介した拙著のタイトルも大きく「宣言」と表示している。
この宣言とは、本人の心の叫びであり、静かな決意、そして誓いなのである。これらは全て無意識から自然と湧く思いである。本書では「頼願転誓」という造語で紹介している。
この宣言という単語が読者に誤解を与えている。すなわち、アファーメーションは他人に言うことと。
7月25日に次のようにつぶやいて警鐘を鳴らした。
「アファーメーションにいうところの“宣言”とは、他人に言うことではありません。自身の無意識との対話の一つのフェーズです。自己統御が目的なら、他人に宣言することはお薦めしません。そんな古来から日本で言われていることにも触れています。」
成功は自分一人で完結するものではない。協力や助けてくれる人、あるいはその存在自体が自身に力を与えてくれる人もいる。
しかし、逆に邪魔をするのも人である。
アファーメーションという自己統御法は他人に口外しない方がいい。
もしも自身の成功像を他人に言う必要があるなら、それは別の言葉で伝えれば良い。
“暗示”と“宣言”を正しく理解してアファーメーションを実践しよう。
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