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睡眠脳波の測定／解析例 このページに掲載している脳波グラフは脳波解析ＰＣソフト「パルラックスＦ」（旧システム）を用いています。 後継解析ソフトの「アナライザー」を用いたグラフは、「睡眠脳波ラボ」に掲載しています。 〜デルタ波を見逃さない〜 パルラックスＦ（旧） 睡眠研究には、デルタ（δ）波の観察が欠かせません。 「パルラックスＦ」では表示できなかった1Hzから2.5Hzの周波数帯域も「アナライザー（プラス）」なら表示できます。 左の分布グラフは、アナライザープラスで解析した同じ生（RAW）波形データをそれぞれの分布グラフで表示したものです。 　　　　詳しくは、「睡眠脳波ラボ」をご覧ください。 アナライザー（プラス）（新） テレビ番組協力実績 テレビ東京「世界７大ミステリー　人体の奇跡SP２」　2010.10.1 OA 弊社提供の脳波測定器「アルファテック４」を用いて、 一度眠ると２週間も眠り続けることがあるクライン・レビン症候群のイギリス人少女の脳波を測定しました。 高性能簡易脳波測定器 BrainPro「FM-929」で測定した終夜睡眠脳波の分布グラフ例です。 横軸は周波数で、一番左の3.0Ｈｚから一番右の30Ｈｚまで0.5Ｈｚ刻みです。 縦軸は時間で、上から下方向が時間の流れで、1フレーム3分間で1秒刻みです。 ただし、ここでの例示は複数の終夜睡眠脳波が混在しているので、時間はバラバラです。 入眠時（入眠期）を判定する脳波分布グラフの例は、本ページの下部に掲載しています。 解説者：和田知浩 �@ 就寝の準備を整えた後にテレビを観ている時。β波が出現し、ノイズ混入（ノイズ混入のため表示をキャンセルした黒い部分）も多い状態。 �A 目を閉じて睡眠態勢に入った時。α波が優勢になっている。 TBS「世界がビビる夜」　2017.6.21 OA 気療師神沢瑞至氏はみやぞんを眠らせることができるのか？ 脳波測定器「FM-929」と脳波解析PCアプリ「パルラックス・プロ」を用いて測定しました。 ブログ、「気療ハンドの神沢瑞至氏は、みやぞんさんを眠らせることができるのか？ 　TBSの番組『世界がビビる夜』で入眠判定した脳波の報告。」 �B 入眠直前のまどろみ状態。α波が断続的な出現に変わっている。 ＨＴＢ（北海道テレビ放送）「夜のお楽しみ寝落ちちゃん」　2017.10.3 ＯＡ 『全日本寝落ち選手権　男子個人』in札幌ドーム 脳波測定器「FM-929」と脳波解析PCアプリ「パルラックスF」を用いて測定しました。 ブログ、「ＨＴＢ（北海道テレビ放送）の新番組「夜のお楽しみ寝落ちちゃん」で開催された 『全日本寝落ち選手権　男子個人』in札幌ドームで、タレントさん達の脳波を測定し睡眠判定。」 ＨＴＢ（北海道テレビ放送）「夜のお楽しみ寝落ちちゃん」　2017.12.19 OA 『第２回 全日本寝落ち選手権』in真駒内セキスイハイムアイスアリーナ付属体育館 ブログ、「ＨＴＢ（北海道テレビ放送）の番組『夜のお楽しみ寝落ちちゃん』〜第２回 全日本寝落ち選手権〜で、 脳波測定による入眠判定。」 �C θモード（優勢）のまどろみ状態。原（生）波形はさざ波のように見えることから漣波（れんぱ）期と呼ぶ。 テレビ朝日「なら≒デキ」　2017.4.13 OA 「お坊さんなら正座したままでも眠る事がデキるはず」を検証するために 脳波測定器「FM-929」と脳波解析PCアプリ「パルラックス・プロ」、「パルラックスＦ」を用いて測定しました。 ブログ、「脳波による睡眠判定の考察。テレビ朝日『なら≒デキ』からのオファーで、僧侶の正座睡眠の挑戦を観察して。」 �D パルラックス・プロで解析した生波形に出現の瘤波（hump）。紡錘波（spindle）は出ていないので、入眠初期であることが分かる。 テレビ東京「世界７大ミステリー　人体の奇跡SP」　2010.4.4 OA 弊社提供の脳波測定器「アルファテック４」と万能脳波センサー「エンフレック」を用いて、 何十年も眠っていないという不眠症のウクライナ人男性の脳波を測定。マイクロスリープの測定に成功しました。 �E α波とθ波の優勢が完全に消え、β波も沈静化し、入眠した状態。 �F δ波が優勢となり、深い睡眠ステージに移行している。β波も19Hz以上は完全に閾値以下となっている。 �G 徐波（θ波やδ波）側が断続的に黒くなっている箇所は、更に遅いスローδ波が優勢になっている。このことは、パルラックス・プロの原波形を見ることで判断できる。 なお、パルラックスFは2.5Hzのボルテージをアーチファクトの指標にしているので、2.5Hzのδ波がアーチファクトの設定電位に達するとノイズ混入と判断し表示をキャンセルするため、同じように黒くなる。このことを避けるため、アーチファクトの設定は無効にすることを推奨。 通販番組でサプリメントの快眠効果を検証　2014.6〜 OA 日頃から不眠症に悩む二人を被験者に、サプリメント「酒粕酵素・琉球萱草」の効果を検証しました。 用いた脳波解析システムはBrainPro「FM-929」です。 ブログ、睡眠改善サプリの効果を終夜睡眠脳波の測定で検証。テレビ通販番組からのオファーにて。 �H 睡眠とまどろみ状態を交互に繰り返して、睡眠サイクルに入らない場合もある。 �I パルラックス・プロで解析した生波形に出現の鋭波（sharp）。入眠初期から軽睡眠期であることが分かる。 �J β波は完全に閾値以下となり、断続的に3Hzから14Hzの脳波も閾値以下になる頻度が更に増している。スローδ波が強く出ているが、パルラックスＦではそれを表示できないのが残念である。 テレビ朝日「仲居正広の怪しい噂の集まる図書館」　2011.12.13-14 OA 弊社提供の脳波測定器「FM-717」と万能脳波センサー「エンフレック」を用いて、 Ｋｉｓ−Ｍｙ−Ｆｔ２の藤ヶ谷太輔さんと玉森裕太さんを被験者に、どの飲み物が入眠しやすいかを脳波測定で検証しました。 ブログ、そびえ立つ成功の下にある“盤石”を見た思い。テレビ番組でキスマイの脳波を測定して・・・。 �K �Fと同程度の深い睡眠状態だがファストα波も強く出ている。断続的に意識があるので被験者本人は眠れていないと感じている。いわゆる不眠症の一つであるが、断続的な黒い部分では深い睡眠と同じであり生理的睡眠は取れている。このような睡眠をマイクロスリープと呼ぶこともある。 なお、パルラックスFの特性上、REM睡眠や瘤波・紡錘波混合との区別判定も重要である。 �L 終夜睡眠脳波の測定開始から45分間のデータ。被験者は不眠症で悩んでいるが、この日は昼間に運動し、割と良く眠れたとの自己評価。 １． 1分20秒辺りで閉眼。 ２． 閉眼後から入眠までの時間はα波が優勢となるが、初めての脳波測定の緊張感からかα波優勢が断続的となった。 一般的な（α波の優勢が連続的に継続した後に入眠する）推移は上に掲載の通り。また、こちら（脳波測定器BrainPro「FM-929」のページ）にも掲載しています。 ３． 10分20秒辺りで継続した「浅い睡眠」ステージに。 ４． 26分50秒辺りから「深い睡眠」ステージに。 ５． 42分00秒辺りで1回目の「深い睡眠」が終了。 ６． 42分00秒辺り以降はθ波が比較的優勢だが、REM睡眠ではα波やスローβ波が優勢になる。 脳波解析PCソフト「パルラックスＦ」は、100分間のデータを取り込み表示できますが、フレームは3分間分しかないため、スクロールしてその前後を表示する仕様です。以下のグラフは画像編集ソフトで画像を繋いだものです。 �M �Lの分布グラフを縮小したもの。睡眠ステージの変化を俯瞰的／直感的に把握できる。 １． 入眠からREM睡眠の睡眠ステージを30分から2時間ほど掛けて繰り返す。いわゆる「90分サイクル」と言われるものであるが、体調等により流動性が高い。 ２． 掲載画像のような3分毎の分布グラフを一終夜脳波分連結してプリントアウトすると、睡眠脳波ステージの変化リズムを俯瞰的に把握することが出来る。 日テレ「所さんの目がテン！」−朝の科学−　2013.4.7 OA どんな音楽で目覚めるとスッキリ起床できるのか、高性能簡易脳波測定器BrainPro「FM-929」で検証しました。 ブログ、「日テレ「所さんの目がテン！」−「朝の科学」「鉄道博物館の科学」。先月は2つのテーマで脳波を測定した。」 脳波解析システムについて・・・ 本ページに掲載している分布グラフは、 脳波測定器BrainPro「FM-929」と脳波解析PCソフト「パルラックスＦ」で取得したデータです。 3Ｈｚから30Ｈｚまで0.5Ｈｚ刻みで55ポイントの周波数の電位を、 表計算ソフト（Ｅｘｃｅｌ等）で開くことが出来ます。 但し、「パルラックスＦ」では原波形（RAW）データを取得することが出来ません。 原波形データが必要な場合は、脳波解析PCソフト「パルラックス・プロ」をご利用ください。 しかし、「パルラックス・プロ」では分布グラフを表示することが出来ないので、 裏技を使って「パルラックス・プロ」データを「パルラックスＦ」データに変換してください。 「パルラックスＦ」データを「パルラックス・プロ」データに変換することは出来ないので、 測定はいつも「パルラックス・プロ」を利用されることをお薦めします。 原波形データが必要になることが無いのであれば、「パルラックスＦ」での測定でも可です。 「パルラックスＦ」は、「FM-929」の付属ソフトで、 「パルラックス・プロ」は、「FM-929」のオプショナルソフトです。 詳しくは、「FM-929」紹介ページをご覧ください。 入眠時（入眠期）の脳波 以下の分布グラフは、和田知浩自身の入眠時（2015年6月11日測定）の脳波です。 パルラックスFは縦軸（時間）を３分の幅でしか表示できないので、画像編集ソフトで繋いでいます。 測定スタートから約1分までは体動のためノイズが大きいので、表示をキャンセルしています。 キャンセル前のノイズが混入した分布グラフは、こちらに掲載しています。 但し、アーチファクト機能もオフにしているため、以下のグラフとは若干の違いが生じています。 以下の分布グラフを俯瞰してご覧頂けるように、縮小画像も掲載しています。 以下の分布グラフを見ると、9分20秒辺りからα波が途切れ始め、まどろみ状態であることが分かります。 そして、15分40秒辺りでα波は沈静化し、逆にδ波が継続的に強く出現し始めています。即ち入眠です。 入眠時刻を判定して欲しいとのご依頼をよく頂きますが、 本例のまどろみ時間のような約6分20秒間をどのように判定するのかが一つの課題です。 当然、このまどろみ時間は同じ被験者でも毎回違います。まどろみ時間がほぼゼロの場合もあります。 α波優勢の時間もほぼゼロで入眠する被験者もいます。 測定結果を後でこの分布グラフのように俯瞰的に観れば、入眠時刻を判定することは比較的容易です。 しかし、リアルタイムに「今入眠した」と判定する場合には、まどろみ時間で再びα波優勢になる場合もあるので難しいのです。 以上のことをご了承頂いた上でなら、入眠判定は可能です。 �N 脳波の原波形を0.5Hz刻みの定常波（δ波、θ波、α波、β波などのパワースペクトル）に分解し、1秒毎にその推移を細かく表示すると、時々刻々と変化する被験者の心的変化が良く分かる。入眠判定も然りで、脳波判読に不慣れな人でも入眠の瞬間が一目瞭然。まどろみ期の睡眠と覚醒の一進一退の様子までも手に取るように分かる。 　解説入り分布グラフ �O 睡眠ステージは脳波の他にも呼吸や筋電などを測定してトータル的に推定するが、脳波解析だけでも下図のように算出することができる。睡眠浅深リズムの脳波パターンは百人百様で、同一被験者でも体調によって大きく変化する。浅深のリズムパターンを観察することで、睡眠の質を推察することができる。ただし、下図は、脳波解析によって睡眠ステージを算出しグラフを作成した後、画像編集ソフトによって平均パターンへ若干加工している。右図は、睡眠時の一般的な優勢脳波のダイヤグラム。「睡眠時における優勢脳波の変化（睡眠ダイヤグラム）」拡大図 脳波解析による睡眠浅深グラフで分かる睡眠の質とは、そのリズム（サイクルの深さ、回数、進行角度、太さなど）で判定します。 �P この分布グラフは、騒音の中でもスヤスヤと眠っている時の脳波である。徐波と共に概ねファストα波の帯域が優勢である。概ねファストα波の脳波を生波形で見ると紡錘の形に似ていることから「睡眠紡錘波（Sleep Spindle）」と呼ばれる。睡眠深度は中程度である。睡眠紡錘波は、脳が騒音を打ち消す際に出現する。 動画「第１回『ジブリメーション研究開発』の様子」で、この脳波パターンを示し、入眠時のノイズキャンセリングと アスリート等がゾーンに入っている状態の共通脳波として紹介しています。該当部分は6分01秒からです。 �Q 分布グラフは横向きにした方が様々な利点があるので、このグラフのように横向きにすることをメーカーに提案中。 詳　細 企業の開発 大学の研究 学校の部活動 趣味のサークル 個人で 10万円／日＋税 セルシネの脳波関連ポータルサイト「NOWHADAS」（ノウハダス） 詳　細 セルシネの「NOWHADAS」は、脳波で「心を鍛える人」も「心を調べる人」もしっかりとサポートします。 脳波測定サービス ファインブレイン研究会 詳　細 ・・・浩　然・・・ ・・・泰　運・・・ 詳　細 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