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SELSYNE 睡眠脳波ラボ
初めての睡眠脳波研究を分かり易いグラフで支援します。

「パルラックスF」が「アナライザー」に、「パルラックス・プロ」が「アナライザープラス」に進化して、
睡眠評価が益々直観的かつ定量的にできるようになりました。
なお、「アナライザー」と「アナライザープラス」の両方を指す場合は、「アナライザー(プラス)」と表記しています。
脳波解析PCソフト「アナライザープラス」の画面

アナライザー(プラス)の測定/再生条件の設定測定/再生条件の設定
脳波解析PCソフトBrainPro「アナライザー」の分布グラフの色スケール
このページに掲載している脳波分布グラフは、色スケールの「分布2」を選択し、下5段の色をデフォルトから変更しています。図の左がデフォルト、右が変更後です。

左の図を拡大

周波数幅と各色は左図のようにデフォルトから変更しています。
脳波解析PCソフト「アナライザープラス」の周波数幅と各色の設定
アナライザープラスは、5つの周波数帯域幅を設定し、各々の色を決めることができます。設定した以外の周波数は黒色で表示します。黒色でも、測定データは保存されます。
アナライザープラスの棒グラフ
○1をスロー、○2をファストと呼ぶこともあります。例えば、α1波はスローアルファ波と呼びます。
被験者が目を閉じて安静にしていると10Hz前後の脳波が優勢になってきます。この辺 りの脳波をアルファ(α)波と呼びます。そして、それよりも速い周波数を速波、遅い周波数を徐波と呼びます。
優勢脳波(一番強く出ている周波数帯域)によって被験者の脳コンディションには特徴があり、その電位が高くなるほど顕著となります。
ただし、周波数帯域の区切り方には研究者や組織、測定器によってバラツキがありますから注意してください。ここに示した区切り方は、アナライザープラスの仕様と研究目的に鑑みて暫定的に設定したものであり、弊社本来の区切り方とも違います。本来の区切り方とその周波数帯域の特徴は、「脳波の種類と特徴」に掲載しています。

このウェブサイト「睡眠脳波ラボ」では、特に記載がない場合は、Fp1を測定しています。このウェブサイト「睡眠脳波ラボ」では、特に記載がない場合は、
Fp1の測定結果を掲載しています。

脳波測定器とPCを2セット用意し、測定はFp1とFp2を同時に測定しています。




電極配置の国際10-20法については、弊社「ノウハダス」の「国際脳波学会が提唱する10-20法に基づく電極配置」に詳しく解説しています。

脳波国際10-20法のFp1


アナライザー(プラス)とパルラックスFの分布グラフ比較新「アナライザー(プラス)」と旧「パルラックスF」の分布グラフ比較
〜デルタ波を見逃さない〜
パルラックスF
パルラックスFの分布グラフ
アナライザー(プラス)の分布グラフ

睡眠研究には、デルタ(δ)波の観察が欠かせません。

「パルラックスF」では表示できなかった1Hzから2.5Hzの周波数帯域も「アナライザー(プラス)」なら表示できます。

左の分布グラフは、アナライザープラスで解析した同じ生(RAW)波形データをそれぞれの分布グラフで表示したものです。

グラフの上から下に測定時間が流れ、中央付近でアルファ(α)波が途切れて被験者が入眠しました。

アナライザー(プラス)が、入眠時のδ波をしっかりと表示しています。

また、電圧分解能は10倍(1μV→0.1μV)にアップしています。

なお、左の両グラフの電位色設定(任意に設定できます)が違うため、アナライザー(プラス)の方が、見かけ上の感度が低くなっています。設定している色条件は、上に掲載している「測定/再生条件の設定」のとおりです。
アナライザー(プラス)
拡大図


睡眠脳波読本 〜始めよう、睡眠脳波研究〜
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旧バージョンをお持ちの方は、ダウンロードURLのバージョン数字を変更してダウンロードできます。
例えば、第1版-9のファイルは、「SleepEEGreader1-9.zip」となっています。
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脳波測定/脳コン解析サービス





ピックアップ脳波 ピックアップ脳波
解説者:和田知浩

ックアップ脳波 上に既述した入眠時の脳波。就寝の準備を整えた閉眼安静時のαモード(優勢)が、測定開始から4分45秒辺りでδモードに転換。この様に、θモードを経ず一気にδモードになることもよくある。
上に既述した入眠時の脳波。就寝の準備を整えた閉眼安静時のαモードが、測定開始から4分45秒辺りでδモードに転換。この様に、θモードを経ず一気にδモードになることもよくある。
θモードのまどろみ状態を測定した例は、「睡眠脳波の測定/解析例」紹介ページにグラフCとして掲載しています。


ックアップ脳波2 目を閉じて、わざと目をキョロキョロさせてアーチファクト(ノイズ)を発生させた時のグラフ。閉眼安静時に出るα波と共に、徐波帯域にアーチファクトが強く混入している。生(RAW)波形の基線が大きく乱れていることからも、徐波帯域のアーチファクト混入が推察できる。脳波を判読する際には、この様なアーチファクト混入の可能性を頭の片隅に(否、ど真ん中に)堅持しなければならない。
目を閉じてわざと目をキョロキョロさせてアーチファクト(ノイズ)を発生させた時のグラフ。閉眼安静時に出るα波と共に、徐波帯域にアーチファクトが強く混入している。生(RAW)波形の基線が大きく乱れている。
脳波測定器「FM-939」に付属している脳波解析PCソフト「アナライザー」では棒グラフと分布グラフを表示できます。オプションの「アナライザープラス」を利用すると、この様な生(RAW)波形と任意に設定できる各周波数帯域の折れ線グラフを表示することもできます。また、分布グラフを棒グラフに切り替えることもできます。


ックアップ脳波3 テレビのドキュメント番組を観ていて、不幸な境遇に深く同情した時に強いβ波が出現。β波が最初に強く出た43分辺りから徐波帯域のアーチファクトが少し沈静化している。これは、瞬目や眼球運動が減ったためと思われる。しかし、同情している(β波が強く出ている)途中から再びアーチファクトが強く出始めた。測定部位はFp2。
テレビのドキュメント番組を観ていて、不幸な境遇に深く同情した時の脳波。強いβ波が出現。徐波帯域のアーチファクトが同情後には更に強くなっている。測定部位はFp2。
分布グラフパネルの縦軸は3分幅(スクロールして全時間を表示できます)のため、画像編集ソフトで合成して俯瞰できるようにしています。Fp1(おでこの左)よりもFp2(おでこの右)の方が顕著だったので、Fp2の分布グラフを掲載しました。本ラボでは、おでこの左右を同時に測定するために、脳波測定器とPCを2セット用意して、両部位に探査電極を配置して研究しています。



アナライザー(プラス)の分布グラフは被験者の意識状態や睡眠ステージを直観的に把握できる便利な機能です。
しかしその反面、アーチファクトの混入を見極めるには不向きです。
これを補うために、アナライザープラスのRAW(生)波形表示を有効にご利用ください。
以下に、様々なアーチファクト例を掲載します。


瞬きによるアーチファクト混入例
これまでにも述べてきたとおり、脳波を判読するためにはアーチファクトの混入を考慮する必要があります。以下のピックアップ脳波4〜7は「アナライザープラス」の「生波形パネル」に表示されたグラフで、被験者が瞬きをしたときに混入したアーチファクト例です。
脳波の生波形はポジティブ(プラス)の電位が0(ゼロ)より下に、ネガティブ(マイナス)が0より上に描かれます。「アナライザープラス」の「生波形パネル」もそのように描く仕様ですが、縦軸の極性を示す記号は実際と違う「下側がマイナス(−)」と付されています。
波形の山或いは谷を相と呼び、一山或いは一谷を単相、山と谷の結合(連続)を二相と呼びます。それ以上の連なりは三相、四相・・・或いは多相と呼びます。
なお、生波形パネルの横軸フルスケールは2秒です。
ックアップ脳波4
しばらく目を開けた状態から瞬きをしたとき。瞼が下がるときに波形も下がり(ポジティブになり)、再び上がるときに電位も上がる(ネガティブになる)。その後、基線は緩やかに安定する(ゼロμV付近に戻る)。二相。 脳波の生波形。目を開けた状態から閉開したとき

ックアップ脳波5
脳波の生波形。目を開けた状態から閉じたとき しばらく目を開けた状態の後に閉じてそのまま閉じていたとき。瞼が下がるときに波形も下がり、その後、ゼロμV付近に戻る。単相。

ックアップ脳波6
しばらく目を閉じた状態でαモード(アルファ波優勢)の後に目を開閉したとき。瞼が上がるときに波形も上がり、下がるときに波形も下がる。その後、緩やかに安定するがαブロッキングは続いている。二相。 脳波の生波形。目を閉じた状態から開閉したとき

ックアップ脳波7
脳波の生波形。目を閉じた状態から開けたとき しばらく目を閉じた状態の後に開けてそのまま開けていたとき。瞼が上がるときに波形も上がり、その後、ゼロμV付近に戻る。単相。単相とはいうものの、この例では基線がゼロ付近に戻る際にゼロよりも下に若干振れている。


交流電源によるアーチファクト混入例
以下のピックアップ脳波8〜10は、電灯線からの静電誘導や電磁誘導、漏れ電流を起因とする50Hz/60Hzのアーチファクト混入例です。これらのアーチファクトを低減する方法としては、
1.被験者の皮膚と電極の接触抵抗を小さくする。
2.脳波測定器とPCをバッテリー駆動にして電灯線から離れる。
3.他の電気機器の電源コードもコンセントから抜く。
4.脳波測定器をアースに繋ぐ。
5.センサーにエンフレックまたはセンサープロを用いる場合はリード線を束ねて、各リード線が交差しないようにする。
などがあります。
ックアップ脳波8
大きなアーチファクトが混入している。上に記載した「アーチファクトを低減する方法」を参考にしながら対処することが必要。 脳波測定器に作用した交流電源ノイズ大

ックアップ脳波9
脳波測定器に作用した交流電源ノイズ小 交流電源によるアーチファクト混入が大分小さくなっている。この程度ならば、アナライザープラスでFFT解析する1Hz〜30Hzの脳波電位に悪影響はほぼ無い。しかしやはり生波形は純粋な脳波を表示させたいところ。

ックアップ脳波10
この生波形の左側1秒間には細かなギザギザ(アーチファクト)が残っているが、PCから抜いて傍らにあったACアダプターのコードを被験者が摘まんだ瞬間に綺麗な波形(右側の1秒間)となった。拡大グラフ(ギザギザの波形と滑らかな波形の違いがよく分かります) 脳波測定器に作用した交流電源ノイズ小→無


噛み締めによるアーチファクト混入例
ックアップ脳波11
被験者が噛み締めた際の筋電を起因としたアーチファクト。噛み方の強さや継続時間、加速度などの違いで波形は大きく異なる。 脳波測定器に作用した被験者の噛み締め筋電ノイズ






脳波測定でのテレビ番組協力実績








このページは制作途中です

今後、こちらにアナライザー(プラス)で測定した様々な解析例を掲載します。


「アナライザー」の先代モデル「パルラックスF」、「アナライザープラス」の先代モデル「パルラックス・プロ」のグラフを用いた判読例は、
「睡眠脳波の測定/解析例」ページで紹介しています。
テレビ東京「世界7大ミステリー 人体の奇跡SP2」 2010.10.1 OA









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