測定したデータをテキスト保存すると、
1Hzから30Hzまで0.5Hz刻み59周波数ポイントの測定値が1秒毎のCSVファイルを取得でき、
Excel等の表計算ソフトで活用することができます。
しかし、この様にして加工したファイルをアナライザープラスに読み込んで再生することはできません。
本コーナーでは、測定RAWデータを加工してアナライザープラスで再生する裏技を紹介します。
これにより、次のようなことが可能となります。
アーチファクト部分を削除/ファイルデータを修正/設定測定時間よりも早く測定を終了した場合に全時間折れ線グラフの横(時間)軸表示スケールを修正/測定データの継ぎ接ぎや短縮 等々 |
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※大切な測定データを万が一にも失わないために、オリジナルファイルを事前にコピーすることをお薦めします。 |
■ステップ1.
Excel(などの表計算ソフト)を起動して、加工したいファイルを読み込み、目的の加工をする |
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ファイルの種類プルダウンメニューで「全てのファイル」を選択するとアナライザープラスで保存した「ppd」ファイルが表示される。 |
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区切り文字は「カンマ」にチェックを入れる。 |
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データを適宜加工する。 |
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■ステップ2.
名前を付けて保存する |
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ファイルの種類は「CSV(コンマ区切り)」を選択する。 |
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■ステップ3.
元のファイルをメモ帳で開く |
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開いたデータの上部に表示されているファイルデータ(12行)をクリップボードにコピーする。 |
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ファイルを閉じる。 |
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■ステップ4.
加工して保存したファイルをメモ帳で開き、ファイルデータを貼り付ける |
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クリップボードにコピーしたデータを該当箇所に貼り付けて上書きする。 |
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■ステップ5.
名前を付けて保存する |
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拡張子が「.csv」のままでもアナライザープラスで開くことが可能。 |
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アナライザープラスの拡張子「.ppd」に変更しても良い。 |
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■ステップ6.
アナライザープラスを起動して「ステップ5」で保存したファイルを読み込む |
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ファイルの種類を「All Files」に変更して該当ファイルを表示する。ステップ5で保存した際に拡張子を「.ppd」に変更した場合は、この作業をしなくてもファイルが表示される。 |
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