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「セルシネのブログ『人生成功 四方山辻説法。』

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弊社代表和田知浩が、折に触れて気ままに「人生成功」に関するメッセージを投稿しています。

2021年のバックナンバー

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書籍「宣言 アファーメーション・バイブル 〜言霊の生かし方〜」


vol.331 寝酒がモンモンタイムを誘発するメカニズム。脳波観察と化学反応で考える。2021.7.14


先月投稿した前号と前々号で睡眠脳波にまつわる解説をしてきた。

その3回目として、酒類を過度に飲んで就寝したときの睡眠深度の推移を脳波測定の視点から紹介する。

テレビ番組からのオファーで数名のタレントの終夜睡眠脳波を測定した際、あるタレントが過度の寝酒で睡眠異常(ちょっと大袈裟だが、これが続くと日中に眠くなったり集中力や記憶力の低下といういわゆる睡眠障害を発症する)を来した例だ。

脳波測定に用いたアプリは「Analyzer+」だ。「Analyzer+」を用いた睡眠脳波の測定例と解説は、弊社ウェブサイト「睡眠脳波ラボ」で紹介している。

この「Analyzer+」画面の上段が脳波の生波形だ。睡眠深度を示す特徴的な波形を観たり、ノイズ混入の有無を判断する際に役立つ。
寝酒がモンモンタイムを誘発するメカニズム。脳波観察と化学反応で考える。

2段目は各脳波(定常波。δ波やα波など)のスペクトル(周波数毎の電位)で、左から右へ(この画面では)1時間の推移を表示している。

中段左側には、(この画面では)1分間幅に拡大してスペクトルを表示する。

そして右側が分布グラフである。上から下に時間が1秒毎に流れながら3分幅で表示していく。横軸は1.0Hzから30.0Hzまでを0.5Hz刻み(計59本)で、定常波の強さを色で表している。

以下の画像は、「Analyzer+」の画面からスペクトル折れ線グラフと分布グラフをピックアップして、尚且つ分布グラフは横向きにして3分幅をつなぎ合わせて折れ線グラフと時間軸を合わせたものだ。
寝酒がモンモンタイムを誘発するメカニズム。脳波観察と化学反応で考える。

さらに、折れ線グラフも2時間目をつなぎ合わせている。時間表記などが見えにくいと思うので、もう少し大きな画像もここに掲載しておく。

@の1分07秒間は、被験者が寝酒を終えてベッドに就寝しようとしているときだ。動きつつ目も開いているのでノイズが多く混入している。
寝酒がモンモンタイムを誘発するメカニズム。脳波観察と化学反応で考える。

脳波センサーを装着してから被験者の長く大量の寝酒が続いたので、ここへ来るまでに2時間近くモニターを見ながら待機していた。

Aの9分26秒間は、目を閉じた安静状態でαモードになっている。但し体動も残っていて、その際に生じるノイズがδ波の帯域に赤く表示されている。

Bの13分45秒間は、入眠と覚醒を繰り返すうとうと状態であることを断続的なα波が示している。熟睡前の最後のα波途切れがトータルで約24分経過したときだ。ここが正式な入眠ポイント、寝落ちである。

そして、27分を過ぎた辺りからδ波が強くなり始めて徐波睡眠に入ったことが分かる。Cである。

ここまでは平均的な入眠パターンの範疇である。若干Bのうとうと状態が長いかなという程度だ。

過度の寝不足や深酒して就寝するとAが極端に短いので「寝酒したときの入眠は気絶と似ていてあまり良くない」とたまに解説するが、この測定では被験者にテレビ番組の収録という緊張が頭の片隅にあったのか、Aのαモードも一見健康的に継続した。

Cの徐波睡眠(ノンレム睡眠)が少し長いなと感じ始めたころ“悲劇”が展開し始めた。就寝から約98分(1時間38分)、徐波睡眠が71分(1時間11分)続いてからのフェーズ転換(δブロッキング)である。

Dのように、継続していたδ波が断続的となり、逆にα波が断続的に出現し始めた。これが約9分続いた。

そして、Eのαモード(完全な覚醒)が8分弱続いた後、Fのモンモン(悶々)タイムの泥沼に突入した。ここから夜が明けて時間切れとなるまでの約5時間、ずーっとモンモンとしていたのである。

被験者は辛かったと思う。

適量を超えて寝酒すると、体内では次のような化学反応が起こる。

アルコールには入眠効果がある。この作用で済むなら問題ないのだが、体内に取り込まれたアルコールはアセトアルデヒドに変わり、そして酢酸になる。

このアセトアルデヒドの段階が安眠を阻害するのである。

飲酒による睡眠効果はCまでである。但し、このCも前述のように少々長い。そして、血流に乗って脳に運ばれたアセトアルデヒドが悪さをし始めたのがDである。

健康的な眠りならレム睡眠の後にノンレム睡眠(徐波睡眠)へと再び移行するのだが、残念ながらEのように覚醒させ、本人の“眠りたい”気持ちをアセトアルデヒドの覚醒作用が立ちはだかり、焦りの悪循環に陥った。

その焦りがFに表れている。

アルコールのδセービング作用はすぐに消滅し、アセトアルデヒドのδブロッキング作用が一晩中働き続けるのだ。

飲酒は適量の晩酌までとし、寝酒はやめた方が良い。


セルシネ・エイム研究所 和田知浩

vol.330 快眠熟睡度を高めるための真摯な取り組み。2021.6.29


弊社の「脳波測定/脳コン解析サービス」には様々な目的のクライアントからオファーを頂くが、最も多い目的の一つが“睡眠の見える化”である。

寝具や睡眠サプリメント、寝室環境、BGMなど、その評価対象は枚挙に遑が無い。

終夜睡眠脳波を測定したデータから“見える化”する睡眠指標は幾つもある。

例えば、就寝してリラックスできていればα(アルファ)モードとなる。すなわちα波が優勢な状態だ。そのα波が途切れたら入眠である。その後、δ(デルタ)波が優勢となれば睡眠が深くなったことを示し、さらに強くなれば熟睡したと判定できる。

このスペクトル折れ線グラフの緑がα波だ。約10分間αモードが続いたことが分かる。その後入眠し、深い睡眠に移行すると赤紫で示すδ波が強くなっていることが分かる。
快眠熟睡度を高めるための真摯な取り組み。

しかし、この熟睡(δ睡眠、徐波睡眠)は10分も続かなかった。何らかの睡眠阻害刺激がδセービングを破ったのだ。これをδブロッキングという。

このようなδブロッキングを起こす睡眠阻害刺激を一つひとつ潰していくことが、上質な睡眠に誘うノウハウとなる。

この分布グラフは、就寝後の約61分で生じたδブロッキングを捉えたものだ。睡眠阻害刺激で約1分間睡眠が浅くなった後にまた徐々にδ波が強く、すなわち睡眠が深くなり始めていることが分かる。
快眠熟睡度を高めるための真摯な取り組み。

深い睡眠が破れてもすぐに深い睡眠に、すなわち強いδ波を取り戻すノウハウの構築も必要だ。δモードを守り、もしも破られてもすぐに取り戻す、これらの働きをδセービング機能と呼ぶ。

さて、次のグラフに話しを進めよう。この棒グラフは、深い睡眠時間帯の平均値(各定常波の電位)を表示したものである。手前のカラー(5色)がδセービング機能下で眠ったときで、奥のグレーはδセービング機能をオフにして同じ被験者が眠ったときの脳波だ。
快眠熟睡度を高めるための真摯な取り組み。

δセービング機能をオンにして眠った方が深い睡眠を示すδ波が強い。逆にα波はδセービング機能オフの方が強くなっている。すなわち深い睡眠中でもうっすらと覚醒しているときもあったということだ。

α2波の中心付近ではδセービング機能オンの方が若干強い。これは、睡眠阻害刺激が発生した際にその刺激を脳自身が打ち消して(キャンセリングして)眠りを維持させた証である。

グラフ上では分かり難いが、β波は1から2に渡って全てδセービング機能オフの方が若干強くなっている。特にβ2波では瘤のように2箇所で強くなっている。熟睡中でも不快感があったと分かる。

脳波解析PCソフト「Analyzer+」の解析機能で、以上のグラフのように睡眠状態を直観的に把握することが出来る。

さらに、例えば「δセービング機能を開発する」というような目的がある場合は、脳波測定結果を定量的に把握することがより効果的である。

この数値表は、「Analyzer+」で解析した脳波データをExcelに入力したものである。
快眠熟睡度を高めるための真摯な取り組み。

その上で、熟睡状態の脳波バランスや入眠に要した時間など様々な指標を元に課題を定量的に把握する。

脳波を正確に測定する、そして測定結果を目的に応じて適切に分析して定量化する。その一連の作業が脳波解析する者の腕の見せ所なのである。
快眠熟睡度を高めるための真摯な取り組み。
このブラフは、「快眠熟睡度」を定量化して比較したものである。

課題を具体的な数値でグラフ化すると、クライアントの目的達成は格段に早まるのである。

弊社「脳波測定/脳コン解析サービス」は、クライアントの真摯な取り組みをしっかりとサポートし、後押しするものである。是非!


セルシネ・エイム研究所 和田知浩

vol.329 この“δセービング機能”が、あなたの熟睡を包み込む。 2021.6.15


私は、「脳波測定/脳コン解析サービス」をご注文頂いて、大学や企業、そしてテレビ番組の脳波測定実験に参上する。

そんな中で比較的多い脳波測定実験が終夜睡眠脳波である。すなわち、被験者が眠っている時の脳波を一晩中測定しながら観察するのだ。
終夜睡眠脳波測定

5時間〜8時間ほどジーッと観察し続けるのは大変そうに思うかもしれないが、私はこの測定が全く苦にならない。被験者の就寝状態を映すモニターと、脳波を表示するモニターを並行的に観察する。脳波が型通りの推移を見せることもあれば、特異な様相を見せることもある。

脳波測定の分野では、「α(アルファ)ブロッキング」という言葉が使われる。

脳波測定の基本は、被験者が“閉眼安静”になって測る形だ。被験者が閉眼安静になるとα波の優勢が続く。これを「脳のαモード」と呼ぶ。ところが、例えば被験者が目を開けるとそのαモードが途切れる。これがαブロッキングである。

睡眠時の脳波測定をする場合、被験者の眠りが深くなるに連れてδ(デルタ)波のパワー(電位)が増してくる。順調にいくといわゆる90分サイクル(90分と言っても実際には数十分程度の幅がある)に入る。

ところが、δモード(徐波睡眠)に移った途端にそのδ波が途切れることがある。原因は幾つかあるが、例えば被験者自身のイビキである。

睡眠が深くなり始めて筋肉が弛緩し、気管を塞いでしまうからだ。

イビキはまだいい、息が続いているので、δモードを維持できることもある。ところが、睡眠時無呼吸症候群に陥ってしまうとそうはいかない。ほぼ確実にδモードは途切れてしまう。これを、αブロッキングに倣ってδブロッキングと私は呼んでいる。

先週、福岡の会社からご用命頂いて、ある寝具の快眠効果を検証するために2夜に渡って終夜睡眠脳波を測定した。この時、被験者があることに邪魔されて、頻繁にδブロッキングが生じる事態があった。それを観察する中で、新たなネーミングが閃いたので記しておきたい。

近年、様々な方面で快眠サポートの実証実験が行われている。枕やマットレス、抱き枕、香り、BGM、空調、バイブレーション、自律訓練法、催眠、サプリメント、入眠導入剤など様々である。

それらは正に、δモードを守るための試みだ。

δモードを“守る”だから、「δラッピング」或いは「δセービング」、「δディフェンド」、「δガード」、「δプロテクト」等々。

δモードを守り維持する方法や技術、効果、機能、グッズなどによって呼び方が変わってきそうだ。

これから、「δセービング効果」や「δセービング機能」「δセーバー」等というネーミングで解説し訴求していこうと思った。

その一例が、本号のタイトル「この“δセービング機能”が、あなたの熟睡を包み込む」である。

そんなことにも思いを馳せたりしていると、終夜睡眠脳波の観察はあっという間に時間が過ぎていく。


セルシネ・エイム研究所 和田知浩



vol.328 動画「ビットギャップ効果で脳の活性化を実感する“多重黙読追唱法”」の紹介。 2021.3.1


一昨日、動画「ビットギャップ効果で脳の活性化を実現する“多重黙読追唱法”」を弊社ウェブサイト「ビットべーション」紹介ページとYouTubeチャンネルに公開した。

多重黙読追唱法は速話聴取法からの派生メソッドであるが、今回公開した動画の音声スピードはノーマル(1倍速)である。ただし、多重数がとても多い箇所もあるので初心者には難しいだろう。

コンテンツはいつものように速話聴取マニュアルsession1を用いた。

速話聴取マニュアルのダウンロード版があるので是非!

多重黙読追唱法についてはあれこれ言うより実際に体験頂いた方が手っ取り早いのだが、一通りの解説をしておきたい。

黙読追唱法は、再生音声に随伴しながら複数の文字列を同時に読み取る訓練だ。

高速音声を聴いた後に通常の速度を聴くとゆっくりに余裕を持って聴くことができるが、この様な脳の働きを“ビットギャップ効果”と呼ぶ。速話聴取法の真骨頂である。

黙読追唱法においても“ビットギャップ効果”が起こる。

多重黙読追唱を続けた後、ふと多重数を減らすと随分楽に読みかつ聴き取ることができることを実感する。

この“ビットギャップ効果”は刺激(視聴)を終えると瞬く間に元の木阿弥と化すが、間を置きつつ訓練を継続すると脳の活性が維持されるようになる。これも速話聴取効果と同じである。

能力開発トレーナーとして指導していると、メソッドを提供する私自身も驚くほどの成果を発揮するクライアントが出る。この驚きと喜びは、まさにトレーナー冥利に尽きる。

このメソッドが一人でも多くの人に役立てば、これ以上の喜びはない。

多重黙読追唱法

動画「ビットギャップ効果で脳の活性化を実感する“多重黙読追唱法”」 是非!


セルシネ・エイム研究所 和田知浩


vol.327 有限会社志縁塾が主催した第11回「全国・講師オーディション」でグランプリを獲得したノビーこと大久保信克社長のスピーチ。 2021.1.6


昨年12月13日に開催された第11回「全国・講師オーディション」有限会社志縁塾 主催)で、ノビーこと株式会社笑い総研社長大久保信克氏が見事グランプリ(最優秀賞)を受賞した。
有限会社志縁塾が主催した第11回「全国・講師オーディション」でグランプリを獲得したノビーこと大久保信克社長のスピーチ。


予選を勝ち抜いたファイナリスト12名が霞ヶ関のイイノホールに集結し、持ち時間10分でスピーチ力を競った。

今年はコロナ禍のため、500席が満席にならないように、入場者数は3割程度に縮小されたが、ネットでは過去最高の6万人超が視聴した。

また、350人を超えるメディア関係者が、講師発掘を目的にオンライン審査をしたそうだ。

私も会場へは行かなかったが、ネット中継でその全てのスピーチを観戦した。

それぞれユニークなスピーチが展開された中、ノビーが7,278票を獲得してグランプリを受賞した。

その素晴らしいスピーチを動画から文章を起こしたので記しておきたい。ジブリッシュの魅力が伝われば幸いである。


皆さん、「ちゃぱらぴあー、ぱんだからぴあー」

突然失礼致しました。意味のないことを口に出す、ジブリッシュの専門家をしております、大久保信克と申します。

今私は、口からでまかせで、意味のないことを話しました。これがジブリッシュって言うんですけども、これをホントは皆さんに一言言って頂ければと思っていたんですが、ちょっとこういうご時世なので、別のことを1個して頂きたいと思います。

唐突ですが、天井に向かって手を振って頂いても宜しいでしょうか。元気良くどうぞー。

あっ、いいですねー。ありがとうございます。今会場から笑いが零れていましたが、実は今日お伝えしたいのはこのことなんですね。

「意味のないことを大切にすると、心が豊かになる」

今日お伝えしたいのはこのメッセージです。

皆さんは普段、心の豊かさって感じられているでしょうか?

以前の僕は、感じることができていなかったと思います。むしろ自分の心の貧しさっていうものを感じました。感じていたときがあります。

でもそんな自分でも、意味のないことを大切にすると、心が、こんなに豊かさって感じられるんだっていうぐらいですね、変わることができたんですね。そのストーリーを通じて今日は皆様に心が豊かになる秘訣、これをお伝えしたいと思います。

まず初めに自分が意味のないことで心が豊かになったスタートはですね、ストレスを吐き出すというときに使ってたんですね。

先ほどのジブリッシュというものなんですけれども、これをストレスで使う前はですね、日本語でいつも頭で色んなことを悩み続けたりですね、もやもやして日本語で「しんどいなー」とか言ってた訳ですよ。それをですね、ジブリッシュで出したらどうなるかなということでやってみたんですね。

日本語だと「しんどいなー」と言うのがですね、ジブリッシュだと「ちゃんばらべー、てぃっからめっちゃらびあー」

そうなんです。ちょっと笑えるんですよね。で、みょーにスッキリするんですよ、これ。あっ、意味がないから感情だけをダイレクトに出せるんだなーて気づいたんですね。

それから、あっ、これはいいぞということで色んな人に伝えてきました。そしたら、講座なんかもするようになったんですけれども、外国人の人と一緒でも、初対面の人同士でもすぐ仲良くなっちゃうことに気づきました。

イメージ映像、こんな感じです。

「あぱりぇちぇんぴんでぃからぱらかちゃ」

「はーぱらなはっせんねてぃかぱらぴっちゃりにら」

「おーてぃかまあかてぃっかんならせあ」

「ひぃあまーぺれんでぃ、ぼろてぃっからぺぇっちぃー」

これ全然意味ないですからね。意味ないけど盛り上がっちゃうんですよ。勝手に。勝手に笑いが起きるんですね。

意味もなく笑い合える人がいるって凄い豊かなことだなって思うようになりました。

それから、でもこれまだまだ序の口だったんですよ。

自分が一番心の豊かさを感じられるようになった切っ掛けは、実は、ジブリッシュで自然と対話をするということをやったときだったんですね。

少し不思議に思われるかもしれないんですけど、ある日、公園で咲いているタンポポにゆっくりジブリッシュで話しかけてみました。

こんな感じです。ちょっと怪しく思われるかもしれないんですけども。

「はーぱらんちぇー、ぺっからぴー、あーたっちゃらあっちゃらちゃっか」

客観的に見たら怪しい人なんですが、やってる本人はですね、入り込むんですね。もー凄い幸せなんですよ。

なぜかっていうと、もーここにタンポポとか自分とかそういう言葉がなくなっているので、ただ同じ命が目の前にあって、ただただ愛おしい。もーなんか頭じゃないんですよね。ハート、こっちで会話をしているっていうか、なんかそんな感覚になって何時間でもこのまま味わっていられる。そういう体験がありました。

もの凄く豊かな時間がそこに流れてたんですね。

それ以来、日常の景色まで見え方が変わってきました。

今までだったら普通に通り過ぎていたような町の景色でも、立ち止まって、わー綺麗だなーって、なんか思える時間が増えていって。そして、見える感覚だけじゃなくて、今までなんか意識していなかった、川のせせらぎにですね、耳を研ぎ澄ませるような場面が何か突然訪れたりですね。

風を感じて、一緒に深呼吸してみてください。

はー

なんかこんな感じで、頭ばっか使っていたときにはできていなかった感じるっていうことを、どんどんどんどん大切にできる時間が増えていったんですね。

この、自然との一体感、これは僕にとって、頭で使っているときには一切感じていられなかった、ホントに豊かな時間がそこに詰まっていて、“生きるっていいなー”、そういう気持ちもどんどん内側から出てくるようになったんですね。

この自然との一体感というのを、その後、あっ、これはただ自分が特別な経験をしているということではなくて、かつての日本人はこれを日常的に感じていたのではないかと思う、ある一つの言葉と出会うことになります。

それが、“じねん”という言葉です。ご存じの方もいるでしょうか?

“じねん”、自然と書いて“じねん”と、かって日本では読んでいました。

“じねん”という言葉には人も花も木も植物も動物も、全てのものが含まれていて、全てのものがただあるがままである、こういう意味の言葉なんですね。

でも、多くの人はこの言葉を知りません。なぜか?

明治維新の頃に「Nature」っていう英語が入ってきたときに、自然という言葉をあてて訳したんですね。

そこから、西洋の考え方も入ってきて、人と自然って分けて捉えるようになりました。

これもー今、当たり前になっています。でも本来そうではなかったんですね。

まさに言葉がフィルターを作って世の中を、見方を作っていた瞬間です。

でも私は、ジブリッシュを通じて、このフィルターを外すことができました。

だから、ちょっと怪しかったかもしれないんですけども、タンポポとのあの瞬間はまさに“じねん”そのものだったんですね。

ただこの“じねん”という世界、これはホントに特殊なものではなくて、今すぐにでも感じられると思います。

それを一つ最後、紹介して、皆さん、締めくくりに移っていければと思います。

赤ちゃんの頃、これは“じねん”とホントにそっくりな世界だと思います。是非、皆さんちょっと目をつむって、生まれる瞬間、想像してみてください。

では、今あなたはお母さんのお腹の中にいます。あなたはまだ言葉を覚えていません。さー、いよいよ生まれます。産道を通って、今生まれました。赤ちゃんのままの感覚でゆっくり目を開けてください。

見るもの全てが初めて。あなたは好奇心を持って色んなものを見つめています。言葉がないと、全てのものがただあるだけ。まさに“じねん”の世界がそこには広がっているのではないでしょうか。

この先どんな目で世界を見つめていきたいでしょうか。この先、どんな心で生きていきたいでしょうか。

もし、心豊かに生きたいと思うときがあれば、この言葉を思い出してください。

「意味のないことを大切にすると心が豊かになる」

ホントにね、頭で考え過ぎちゃう時なんかは、もう一回天井に振ってみてもいいと思うんですよ、手をね。

床にね、「ご飯できましたよ」って言ってみてもいいと思うんですよね。

笑うとこだったんですけどね。まっ、しんみりしたとこで、最後、タイミングを間違えたかもしれませんが、意味がないことに意味がある、皆さんにお伝えしたかったメッセージです。

本日は「ぱらんぴかぱらねちゃか、ふぁんでからっちー」

ありがとうございます。



以上がノビーのスピーチである。

私のふるさと島根には古い言葉が残っていて、父は“じねんに・・・”とよく口にする。“じねん”にそのような含蓄があったことを知り勉強になった。

そして何よりノビーの快活な人柄とプレゼン能力は折紙付きである。

主催の志縁塾がスピーチ動画「2020全国・講師オーディション 後半」をYouTubeにアップされている。

ノビーと取り組んでいる「ジブリメーション」(ジブリッシュ×アファーメーション)を弊社ウェブサイトで紹介している。

ノビー、グランプリ受賞おめでとう!


セルシネ・エイム研究所 和田知浩

vol.326 第1期「ジブリッシュ・プロフェッショナル講座」(リモート)で脳波解説をした際の質疑応答を紹介。 2021.1.5


昨年、株式会社笑い総研(大久保信克社長)主催の第1期「ジブリッシュ・プロフェッショナル講座」が51日間に渡って開講された、

10月18日にはリモートで私も「ジブリッシュで脳波はどうなる? 〜サポーティング・バイオ(脳波)フィードバック法の確立を目指して〜」のテーマでお話しした。

1時間のレクチャー後に質疑応答の時間も設けられた。録画を元に文字を起こしたので以下に掲載しておきたい。

第1期「ジブリッシュ・プロフェッショナル講座」受講生の皆さんと大久保信克社長、和田知浩

受講生A
最後に、和田先生が「ジブリッシュで心の鎧を脱いで」っておっしゃったと思うんですけど、昨日実は「何か思いっ切り変わったことをする」という宿題があったんですけどまだやってなかったなーと思って、お昼の休憩時間に雨が降っていたんですけども、傘を持って傘を差さずに外を後ろ向きに歩いてきたんです。そして、住宅地の中から出てきて商店街を通ったときに、皆の目がさすがに恥ずかしいなと思って、知らんぷりして通る人もいるんですけど、ずーっとこうやって見る人もいて、あれー、やっぱり恥ずかしいと思ったときに、どうせ恥ずかしついでだからジブリッシュで歩いてみようと思って、更に恥ずかしくなるものと思って歩いていたら、恥ずかしさがどんどん消えていったんです。なるほど、昨日のは一つ鎧を脱いだってことかなと思ったんです。

大久保信克社長
いやー驚きました。そんなことまで・・・、凄いなー、素晴らしいですね。
それでは他にありますか、Bちゃんいかがですか? 改めて聞いて・・・。

受講生B
はい、あのーお世話になりました。ありがとうございました。あのー、気持ちいい状態から物音がドーンとして、そこでこうもう、元に戻った状態なんですけど、あれを究めると音がしようが何しようがスッと気持ちいい状態に戻れるものなんですか?

和田知浩
そうです。(だいたい2,3秒で戻ります。また、そもそも大きな音を意識レベルに上げない脳の働きもあります)。そのような脳のキャンセリング機能が働いているときは、ファストα波を中心とした12Hz〜14Hz位の脳波が強く出ています。だから、ハッスル状態のアスリートが観客がガーッとやっててもそれをノイズキャンセリングして一点集中してパフォーマンス。それが実は、あーいう時にも出てノイズキャンセリングして集中を維持できるんです。

受講生B
なるほど、それは訓練ですか?

和田知浩
訓練です。そして訓練しなくても前回のセミナーでもお話ししたように、いびきガーガーかくご主人の前で何十年も寝てる奥さんが同じように脳波が出てました。いびきガーガーうるさいご主人がしてるんだけれども、スヤスヤおやすみになってました。その時の脳波を測るとやはりファストα波が強く出てたんですね。この方は訓練はしてないけれども経験を重ねたことによって自己防衛本能によってそういう機能が開発されたということです。

受講生C
あのー、もしされてたら教えて欲しいんですけど、ジブリッシュに似た感じで念仏というかお経を唱えるというか、インドの向こうの言葉でね、ナマハンギャーミーターシンギョーみたいな訳の分からないのを唱えると落ち着くっていう、あーいう意味が分からないで唱えていたら、ジブリッシュと同じような感じじゃないですか。あーいう方々が念仏を唱えているときの脳波っていうのはジブリッシュに似たような特徴とかあるんですか?

和田知浩
あります。ありますが、ジブリッシュ自体が今まだどの方向に脳波が変化すると言える状態ではないんですね。最終的にはαモードになるんだけれども、人によっては最初β波が優勢になったり、あるいはオフモードになったりする人もいます。でも最終的に、ジブリッシュの目的というのはα波モード、強いα波モードになると言うことですからこれは念仏でも瞑想でも同じです。最終的には、例えば何十年も瞑想を続けたお坊さんの脳波を測ると強いα波が出ます。ヨーガの達人でもそうです。

受講生C
あのー、ジブリッシュでもやる人によって、ジブリッシュを発する前に言葉でこういうことを喋ろうと思ってそれをジブリッシュに置き換えて喋っている人と、もう何ていうかな、イマジネーションで何となくこんな感じのことを喋ろう、こんな感じのことを喋ってるんだろうな、何かそういうところを遣り取りしてる人と、何を喋ってるんだろうって頭の中でちょっとこう置き換えをしながらやっている人とで、やっぱりジブリッシュ効果って全然違うものかなって感じるんですけど。

和田知浩
まさにその辺がキーポイントだと思います。それによって今ジブリッシュをやった人の脳波がこれだけ千差万別なんだと思います。だから、ここの部分を確立できると私達がこれから指導していくときに、「あなたはこうだからこういう風にしてみたら」ということが、おっしゃるように指導マニュアルとして確立できたら、初めて科学になったと言えるんです。

受講生D
私、ヨーガとか瞑想とかが好きで、私のヨーガの恩師の方が凄く脳科学が好きな方なんですよ、そのヨーガスタジオに脳波が測れるのがあって、瞑想の前と後でどういう変化があるかっていうのをやったことがあるんですけど、(私は)凄い思考が止まらなくなる人なので、なんかちょっと瞑想やってもやっぱり変わらないっていうのがあったんですよ。今日、朝にジブリッシュ瞑想っていうのをやったときにいいなーっていうふうに思って、どれだけ思考が出てきてもジブリッシュに変えると意味が無いので発展していかない、そー、やっぱり凄くいいんだろうなっていう風に思いました。
なんかその脳波の違いが実際に出るっていうのはたぶん人によって全然違うんだろうなってやっぱり思うんですけど、どの位の長さだったり、ジブリッシュ漬けになって変わるのか? 5分でも10分でもやることによって違うのか? それを毎日繰り返すことによってちょっとずつ変わっていくのか、何かその辺で何かあるのかなーっていうのを訊きたいです。

和田知浩
毎日10分程度でも大丈夫なんじゃないですかね。的を射たジブリッシュができる人はそれでもいいと思います。ただ、ちょっとボタンが掛け違っていると幾らやっても毎日やっても24時間やっても上達しないと思います。だからリアルタイムに今の自分の状況を適確に把握するっていうもう一人の自分の視点が凄く大切です。この視点というのを脳波で見るというのも一つの視点ですけども、脳波を測らなくてももう一人の自分が俯瞰して今の自分のジブリッシュの上達度をもう一人の自分が見極めながらやるということであれば、私は一日10分ぐらいでも効果が出てくるんじゃないかと思ってます。
ただ、ジブリッシュに関するデータが今ご紹介した程度、まだ、会としては2回しかやってないので、データ自体が20人位しかないんですね。ですからこれからジブリッシュのデータがどんどん増えてくるとその辺をもっと私も適確にご回答できるようになってくると思います。今日はこんな所ですいません。

受講生E
脳圧を下げるというのが面白かったと先生おっしゃっていましたけれども、やっぱり日常の中で私達って気がつかないうちに脳に圧が掛かったりしているということでしょうか? で、脳圧を下げるということがリラックスに繋がるということでしょうか? どういう風に・・・、まっ、それがジブリッシュであったりするけど、他に何か脳圧に関することがあったら聞かせて頂きたい。脳圧っていう言葉が初めてだったから面白いなと思って・・・。

和田知浩
脳のコンディションを測る方法として脳波以外にfMRIという方法があります。よくテレビなんかでも紹介されるもので、脳の地図の中でどこの脳の部位が働いているのかをカラーの・・・、はい、よくありますよね。この部分が赤くなったからここが使われていますよ。あのfMRIというのが何を見ているのかというと血流量を見ているんですね。例えば言語野の血流量が増えると、あーこの人は今一所懸命喋っているなーということが分かる訳です。要するに私達が日常生活で何かに取り組んでいるとき、必要な部位に血液を送ってやる、すなわちブドウ糖と酸素を送ってやってそこの脳が働くんですね。だから、脳の中の毛細血管が開いて脳は少し、ちょっと大きくなるんですよ。この状態をずっと一日中グーッと忙しなくやってると脳が腫れた状態になって来るんですね。そうすると、脳脊髄液というものが脳と脊髄の中で130ml、ほんのわずかです、牛乳瓶の一本いかないですね、130mlの脳脊髄圧が脊髄から脳の表面を流れているんですけれども、β波で頭がパンパンな状態のままだと、先ほどの動画で私が言っていたように、その時にできる疲労物質が寝てもなかなか流れないっていう人がいるんです。何をするにも一番いいのは睡眠なんですよ。睡眠をとると、その脳圧が下がって脳脊髄液がよく循環するようになるので、日中溜まった老廃物が流されて頭スッキリになるんです。これがきちんとお休みの間にできていると起きたときにスッキリ感があるんです。スッキリ感がないままずーっと毎日暮らしていると、この疲労物質が蓄積されて痴呆(認知症)老人になったりするリスクが高まると言われています。一番いいのはグッスリ寝ることです。

受講生C
よく最近ゾーンっていう言葉を使うじゃないですか。なんかこー、体が動くし状況もヒュッと入ってくるしと。パフォーマンスが凄く活性化しているこのゾーンに入っているときの脳っていうのは、どういう脳波になっているんですか?

和田知浩
まさにそれが、これまでにもお話をしたアスリートがゾーンに入っているときに出る脳波・・・

受講生C
α3

和田知浩
そうです。ゾーンの状態というのは、例えば将棋の達人とかはα2が出るんですが、何かパフォーマンスを発揮しているときのゾーンというのはファストα波が強くなっています。

受講生C
演劇だとかそういうのもα3というのが出てるってことですね。

和田知浩
そうです。演劇というのは、自分だけじゃなくて、視界の外にいる人の動作もイメージしながらやっていきますよね。そういう演劇を上手くできている人というのはまさにファストα波というのが強く出ている状態です。

受講生C
それは意図的に自分でスッとスイッチングができるようになるとパフォーマンスが安定してできるということですか。

和田知浩
そうです。

大久保信克社長
和田先生たっぷりありがとうございます。本(書籍「宣言 アファーメーション・バイブル 〜言霊の生かし方〜」)を皆さん直接先生の所にお申込み頂けたらいいと思います。僕も結局非言語をとにかく突き詰めていくとやっぱり、裏表ですよね、言語の重要性が見えてくるんです。本には理論とかまで含めて凄い書かれているので、これがベースにあったら、脳の専門家でもいらっしゃるので凄い分かり易いし、結構繋がってくるので、また皆さんにも(本が紹介されているウェブサイトの)リンク(https://selsyne.com/publisher/sengen.html)を送ります。

今日思ったのは、プロフェッショナル講座に合わせてお話をしてくださったのが凄い嬉しかったです。これから科学ですよね、その部分をここでどんどん組み立てていくっていうことを改めて思いましたし、例えば今日思ったのは、α3を高めるためのジブリッシュとかですね、α2を高めるための使い方とが、そういうジブリッシュの使い方っていうのが組み立てていけるっていうイメージが持てました。
また、習熟度別で全然変わってくるっていう、そういうことを最初からずっと言ってるんですけど、講師マニュアルって言うんですかね? 苦手な人に対しても、こういう段取りでやっていったら必ず大丈夫だっていうのを脳波と共に見せられたら安心するだろうなーと。そこまで行ったらやっぱり広がっていきますよね、脳波でちゃんと見られるっていうので。

受講生F
研究者とか学者の方々ってあんまり表現が豊かでない方が多いんですけど、先生の表情が余りにも豊かなので、ちょっとそれにも見とれてました。

和田知浩
ありがとうございます。

大久保信克社長
(今日のような)オンラインのセミナーを依頼させて頂いてもいいんですかね?

和田知浩
もちろん大丈夫です。

大久保信克社長
和田先生は本当は人前で話すのがお好きらしくって。脳波測定の依頼が(テレビ番組から)来るから研究者/測定者っていうのが仕事がら多いらしいんですけど、元々は能力開発が専門の先生なので、今日興味深かったと思います皆さん。ジブリッシュも今どんどん関心が高まっているので、何かそういうのも是非お願いできたらなーとか今日思いました。先生最後にお一言頂いても宜しいでしょうか。

和田知浩
私としては最後にお話しした、ジブリッシュをやったときの成果が出た人の一次的な効果や実感、あれをとにかく沢山集めて欲しいなーというのが今回私が一番お伝えしたい気持ちです。

大久保信克社長
事例がですね、今むちゃくちゃ集まってきているので、それを先生にも共有させて頂きます。○○さんも認知症予備軍と診断されていたそうなんですけど、そこから今快復されて来ているというのを体験談で言ってくださっていて・・・。ビックリしすぎて僕もまた話し始めると長くなっちゃうんで、それはまた動画シェアするなどできればと思いますし、いっぱい出てきているので。そういう体験談役に立ちますか?

和田知浩
立ちます立ちます。

大久保信克社長
脳波測定してないものでもいいんですね?

和田知浩
いいです。とにかくそれ(体験談)がいっぱい集まれば、後はもう、さっきお話しした理学の方向と工学の方向に深めていって科学にしましょう。

大久保信克社長
おー、ありがとうございます。じゃー最後にGちゃんからですね、意味の無い一言を言って頂いて終わりたいと思います。

受講生G
ナが◎※j!fーX”×だ#l$▲jg◎jks「%づー□お&g’ーん)fさえてゃf g■sj(▽s、kだrぎg。sjdじ

ありがとうございました。

以上、第1期「ジブリッシュ・プロフェッショナル講座」(リモート)で脳波についてレクチャーした際の質疑応答である。

音声も「ジブリッシュ・プロフェッショナル講座にて脳波解説した後の質疑応答(2020.10.18開催)」のタイトルで公開している。

株式会社笑い総研と協同で進めている「ジブリメーション」(ジブリッシュ×アファーメーションの自己統御法開発プロジェクト)も開設している。

感謝。


セルシネ・エイム研究所 和田知浩


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