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Lesson7.コアセルフを意識する
メルマガ「『成功する人』と『失敗する人』の決定的な違い」 vol21 2003.5.30 配信  より (改訂版) 2005.9.20 upload
本レッスンでは、“コアセルフ”についてお話ししたいと思います。コアセルフというのは、“核心の自己”という意味で私は使っています。紛れのない自分自身の魂です。ピュアセルフと言っても良いかもしれません。

コルパーは、セルフマネジメントや環境マネジメントに長けています。非コルパーは、環境や状況、結果などに人生を振り回されてしまいます。この違いはどこからくると思いますか? 実はこの違いこそが、“コアセルフ”を確立している人と、そうでない人との違いの現れなのです。

私の実体験をお話ししましょう。もう、10年以上も前の話です。あるとき、咳が続くようになりました。平熱だし、風邪の症状もないのに、咳だけが出るのです。ボリュームをいっぱいに上げたヘッドホーンで音楽を聴きながら、棒きれをマイク代わりに鏡の前で口パクで歌うのが好きで、よくやっていたのですが(ちょっと、あぶないですかね)、そのときは、一曲も終わらないうちに気分が萎えるのです。それから数日後には、とうとう、歩いたり話したりするだけでも息がゼイゼイするようになり、会社も一週間ほど休んでしまいました。体調は一向に良くならなかったのですが、セミナー開催の穴を空けるわけにはいかなかったので、病院で咳を抑えるガスをもらって凌ぎました。医師から「これは毒だから使いすぎないように」と脅されましたが、私にとってはありがたい魔法のガスでした。とは言っても、“効果てきめん”と言える程でもありませんでしたが。

体調が悪くなると、それと一緒に自分自身全てひっくるめて、どんどんとふさぎ込んでいくものです。しかし、先ほどご紹介した私の体験時は、“セミナーを必ず開催して参加者に満足していただく”という強く明確なコミットメント(誓い・言質)がありましたから、開催日、開催時間が近づくにつれてどんどん鋭気が戻ってきました。しかし、体調は相変わらずでした。30坪程度の会場では、普段ならマイクを使わずにレクチャーするのですが、そのときは少しでも声をはりあげると咳が出てしまうので、導入時にはマイクを使わなければなりませんでした。

この一連の体験で、私はそれまで以上に、コアセルフを強く実感することができるようになりました。普段なら体調に同調するコアセルフが、そのときは“セミナーを必ず開催して参加者に満足していただく”という強く明確なコミットメントによって、「不調な身体」と「明確な目的を持った意識」が‘ パキッ・・・’と分かれたのです。身体が、自分自身そのものではなく“大切な相棒”となりました。コアセルフが身体をかばいながら、身体と対話しながら目的を果たしました。

以下に、このことを実感するための誘導を、サイコシンセシス(精神総合療法)の技法をアレンジしてご紹介しましょう。(コラム:「サイコシンセシス」

私たちは身体を持っています。しかし、身体そのものが私たち自身なのではありません。私たち各々のコアセルフは、身体とは別の存在なのです。身体は、健康であったり、病気になったり、その時々によって様々な状態になります。また、コアセルフがこの世の中で体験したり行動したりするために、身体の感覚器官や手足は大切な働きをしてくれます。心臓や胃腸、その他全ての臓器が大切な役割を果たしてくれています。ですから、身体を大切にして、健康を保てるように心がけましょう。この世で生きていく上で、身体は“大切な相棒”なのです。ということは、身体があなた自身そのものではないということです。あなたのコアセルフは、あなたの身体を超えた存在なのです。
私たちは身体を持っています。





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あなたは感情を持っています。
あなたは頭脳を持っています。
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あなたのコアセルフ(魂)は、あなたの「身体、感情、頭脳」を超えた存在です。

コルパーは、このことを直観的に自覚しているからこそ、「身体、感情、頭脳」を慈しみ、セルフケアします。それぞれの調子を整え鍛えるのです。これがセルフマネジメントです。このように、“大切な相棒”をベストコンディションに高めて、この世に生まれてきた意味を果たすのです。すなわち、コアセルフ自身のブラッシュアップ(磨き上げ)です。

非コルパーは、コアセルフと「身体、感情、頭脳」の見境(みさかい)がありません。「身体、感情、頭脳」の調子に、“コアセルフ”が左右されてしまいます。すなわち、体調や気分(好き嫌い、快不快)、その日の脳のコンディションなどにです。でも、自分の身体との見境がないという程度ならまだましかもしれません。更なる非コルパーは、恋人、家族、会社などとも見境がなくなります。まるで「茹で蛙シンドローム」そのものです。コラム:「茹で蛙シンドローム」) こうなると、もう自分の人生をマネジメントすることはできません。

コアセルフを意識する、そして確立してこそ、「身体、感情、頭脳」をマネジメントできるのです。そして、環境とも本当の調和関係を作ることができるのです。

そして、レッスン6でお話ししたように、コアセルフ自身さえも実は「生滅変化」する存在なのです。

コラム:「私の実体験の後日談」



基本問題 応用課題

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